すっかり暖かくなってきた今日この頃ってことでひと冬お世話になったDESCENTE ALLTERRAINダウンジャケットを自宅で手洗い&コインランドリーで乾燥をしてみました。
DESCENTE ALLTERRAINは指定のクリーニング店
熱圧着で縫い目を使用していないDESCENTE ALLTERRAINは通常のクリーニングだと破損する可能性があるということで、白洋舎など指定のクリーニング店でしか作業してもらえません。そうなると金額は丁寧に仕上げてもらうと5,000円(配達等含む)近くなるということです。なかなかの金額です。高級ダウンなのでそれくらいケチるなってことでしょうが、と考えていたらデサントのサイトを見てみるとなんと手洗い方法も載っているではないですか!それならということでリスクを承知で洗ってみました!!
作業手順
実際に作業をする手順は以下の順番です。
- 手洗い洗濯
- すすぎ
- 脱水
- 乾燥
通常のオシャレ着洗いと変わらないですね。
まずは手洗いする方法を紹介します。
洗う
今回はついでに普通のダウンを洗おうと思うので2着分です。浴槽にぬるま湯(30度以下)の水を溜めます。
そこに中性洗剤を適量入れます。今回はオシャレ着洗いの『エマール』を使用しました。
蛍光剤も無配合なので安心です。(少し香りが強いので好みがわかれます)
ダウン用の洗剤も発売されているのでこんなのも良いのではないでしょうか。
手順としては
- フードなど外せるものは外して別洗いをします。
- 全体を裏返して型崩れしないように形を整えてください。
その際はチャックは閉じておいてください。チャック自体が記事を傷める可能性があります。 - ALLTERRAINは裏側に水抜き用のチャックがあるのでそこは開けてください。
- さきほど作った洗剤入りの水に優しく全体を沈めて押し洗い。
決してゴシゴシ洗わないで優しく優しく洗ってください。
泡でわかりにくいですがこんな感じになかなか汚れています。ダウンを2枚洗っているのでどちらの汚れかわかりませんがなかなの濁りですね・・・
すすぎ
洗濯後いちどダウンを水からあげて軽く絞ります(やさしく押すだけ)。水から上げる時にも形が崩れないように優しく丁寧に持ち上げてください。
すすぎは2回おこないます。今回は風呂に水を溜めているのでなかなか時間がかかります。洗う時と同じようにぬるま湯を作ります。
そこに先ほど取り出したダウンを優しく浸します。そしてゆっくり形を崩さないように数回程度押し洗いして水を流します。
すすぎではだいぶ水もきれいになっています。
これを2回おこないすすぎは終了です。
脱水
と言っても脱水機にかけるわけではなく形を整えて水捌けよく垂れない程度になるまで落ち着かせます。ハンガーなどにはかけないでネットの上などに置いておくといいと思いますが難しい場合は生地に負担がかからないようにかけておいても良いのではないでしょうか。
(撮影用にハンガーに吊るしてますが脱水時には置いて水抜きをしています)
乾燥
さてここからコインランドリーです。今までコインランドリーの乾燥機に低温乾燥があるのを知りませんでした。もちろん自宅の乾燥機でも低温乾燥(60度以下)の乾燥があれば使用できます。ただ水を含んだダウンは重いのでコインランドリーがおすすめです。
今回使用する乾燥機は100円で10分使用できます。乾燥機の大きさにより値段が変わるみたいです。
何分やっていいものかわからないのでとりあえず30分やってみます。今回洗った2枚プラス洗濯機で洗ったUNIQLOのウルトラライトダウンも追加した3枚で乾燥します。1枚だけなら20分くらいから様子見た方がいいですね。
30分後乾燥具合を確認してみました。ALLTERRAIN以外は完全に乾いています。ALLTERRAINはダウンが厚いせいか記事に撥水性があるせいなのかなんとなく湿っている感じがします。なのでもう10分だけ1枚にして感想を続けます。
いい感じに乾きました。ダウンもふっくらしています。陰干よりも低温タンブラー乾燥を推奨しているだけあって偏りもなくいい感じです。
とは言え万が一湿気があるまま半年近く閉まっておくのは怖いので家の中の風通しの良い場所に3日ほど吊るしてそれから仕舞いました。
結果
洗った全てのダウンがふっくらしていい感じに仕上がりました。ALLTERRAINは襟周りが高いので口を覆うような感じになります。なので息の臭いとかつくのですがこれも完全に消えてスッキリ。簡単なのでシーズン中もたまにできるかなと思います。
これでまた来年の冬も暖かく過ごせそうです。
※本記事は自宅での手洗いを推奨するものではありません。作業を行う際はご自身の判断で適切な情報をもとに行ってください。当サイトでは一切の責任をもちません。ご了承ください。