最近では東京界隈でも讃岐うどんブームはひと段落してだいぶ落ち着いてきたのではないでしょうか。そんななか見つけてしまいました。本当は教えたくないんだけど特別に『讃岐うどん丸樹』をご紹介します。
発作的うどん気分
ある日突然無性にうどんが食べたくなる時ってありませんか? まさに先日これがおこりとにかく美味しいお店を検索したんです。
たしかに最近はうどん専門店がたくさんできています。近くの駅にもあったりします。でもきょうはちょっとめんどくさい感情がある日でした。
- とにかく美味しいしっかりしたうどんが食べたい
- 並びたくない
- チェーン店はちょっと・・・
- 桜海老解禁したよな。かき揚げ食べたいな・・・
なんて思春期の乙女のような複雑な感情を握りしめてとにかくググる。
そんなとき「みつけた!」
こんな評判が良く昼時少し外せば並ばなさそう。ただし桜海老のかき揚げはギャンブルだなぁ。
とにかく行きますか!ってことで早速向かいました。
やってきました・・・住宅街
よく言えば閑静な住宅街。悪く言えば飲食店があるのが不思議なくらいの僻地。近くに電車の駅はありません。あらゆる駅のど真ん中といえるくらいの場所です。ただバス停は近くにたくさんあるのでなんとかなります。
そんな場所にあるのが『讃岐うどん丸樹』。
お店もひっそりとしていますが、大きな『うどん』ののぼりの文字がはっきり見えるので近くに行けばすぐにわかります。
とは言え地元の人気店。昼時を少し過ぎていますが狭い店内は満席でした。待ちは1組だけでしたので諦めて待つことに。
タイミングが悪かったのかなかなか席があきません。店内のお客さんをみると食べてる人は半分くらいで残り半分はまだうどんが来ていない状態でした。
待ってる間に入り口横にある券売機でチケットを買います。
基本的な讃岐うどんのメニューが揃っていますが変わり種は[釜玉明太バターうどん]でしょうか。カルピスバター使用と書いてあります。気になるけど気分じゃない。
そしてありました!『かき揚げ』。写真見る限りだと桜海老!
そして次に気になったのが『かしわ天』。讃岐うどんには外せないトッピング。
迷う・・・両方もいいけどさすがにやり過ぎ感も。
ってことでここは初志貫徹の『かき揚げ』にしました。そしてうどんは『ぶっかけ』をチョイス。おろし醤油も捨て難いけどかき揚げを出汁に潜らせるのを楽しみにぶっかけにしました。
少し気になったのが酒のメニューが豊富なこと。夜は営業していないので昼飲み向けでしょうか。なぜか獺祭もあります。日本酒とうどん・・・蕎麦なら聞きますが初耳です。ご主人の趣味でしょうか。
そうこうしているうちに15分ほどで席が空きました。
いよいよご対面
席に座り食券を渡します。周りを見ると先に入ってる人たちにもまだうどんが来ていないようでしたので少し時間かかりそうです。
ワクワクしながら5分ほど待っていると出てきました!メニューによるのでしょうか。私より先に入っているお客さんより先にでてきました。ちょっと申し訳なさと優越感でチラ見しながら一口食べてみます。
「お!」って感じの素晴らしいコシ。これぞ『うどん』と言わんばかりのコシがあります。角もしっかり立っています。それでいて粉っぽさもなくツルツル感の高い喉越し。若干の甘みど塩味もほどよいバランスで今まででいちばん好きな麺かもしれません。
天ぷら(かき揚げ)も少々少ないですが期待通りの桜海老です。それとたまねぎ。美味しい!(時期によって変わるそうです)
そしてやってしまった・・・かしわ天も頼んでます。
大ぶりのかしわでしっかりとした味がついています。食べ応え十分です。
ということで本当に教えたくないけど教えたいもどかしい思いのうどん屋さんをご紹介しました。
讃岐うどん丸樹